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辰星大陸とノートンサーワ大陸の間に広がる「サファイアオーシャン」(青玉海)
その遥か上空に存在する天空の国で国民のほとんどが背中に翼を生やした天翼人で構成されている
彼らの背中には立派な翼が生えているが飛行能力はほぼなく、もっぱら徒歩もしくは乗り物で移動している
街並みは非常に特徴的でまさに2000年代の現代日本
舗装された道路に、コンクリートでできた四角い家やビルが立ち並ぶその光景は初めて国を訪問した雛雪(2000年代の日本出身)が驚いていた
当然インフラ整備も整っており非常に便利に暮らすことが出来る
その一方下界から遠い隔離された国(鉄道は開通しているが)なため国民の中には自分が住んでいる国の下にさらに大地があり人が住んでいることすら知らない者もいるという
また魔獣も生息しておらず(高高度なので当然か)長年安定した生活だったため国防組織の実戦経験はほぼなく技術はあるが弱い
それ故に一見平和で治安も良好に見えるが、様々な犯罪組織が潜んでおり問題も多い
天翼人にはその容姿から12の翼の正統後継者と提唱する考えが根強く、他種族を下に見ている者も未だに多い(それ故に世界に革命を起こし天翼人が支配すべきという危険思想を持つ者や組織も未だに存在する)
高い技術力も高慢な性格が邪魔をしており実はどんどんと下界に抜かれている
特産品は特に無くもっぱら輸入に頼っており自国での生産能力はほぼない(嘗ては技術をウリにしていたが今では過去の話)
ただ少しづつ世界に目を向ける者(若者に多い)が増えてきており国としては改善傾向にあるとされる
よく言えば非常に穏やかで暢気、悪く言えば平和ボケした国と言える
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