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​菊池要
誕生日・緑の月9日
好きな物・魚
嫌いな物・お肉
身長・165
​年齢1000
​B・85・W・57・H・86(D)
隻腕で独眼の少女で雛雪の実の姉
しかし、その背中からは巨大な蜘蛛の脚が生えており異形と言って差し支えない
雛雪と同じく両親から虐待されて育っており、彼女の場合は暴力よりも精神的な束縛が強かった(食事を与えられていただけ雛雪よりは多少マシとは本人の弁だが)
妹の存在は知っていたが、お互い自室に監禁状態だったため直接顔を合わせたのは雛雪が亡くなる前日だった
人の記憶や感情をダイレクトに受けるという能力を無自覚に持っており、それ故に雛雪が亡くなった後彼女の自室で彼女が受けた悲しみや痛み、辛い経験をダイレクトに受けてしまう
自分よりもはるかに過酷で辛い環境に置かれ最後はごみのように捨てられた妹、そして悪びれもなく妹の存在を消し去った両親
そして、そんな妹のことを助けることもできなかった自分・・・そのすべてに激しい怒りを覚えた彼女は感情のままその喉をナイフで引き裂いていた(彼女が言うにはその時謎の声に唆されたと言っているが・・・)
その怒りと憎しみは膨れ上がり暴走、彼女は巨大で異形の化け物(幽鬼)へと変貌していた
怒りの赴くまま両親を惨殺し生家である神社を破壊、夕闇に消えていった彼女は次に妹を虐めた人間や彼女を辱めた人間をターゲットにし順番に惨殺していった(その人数は10名以上に上り、そのすべてが見るも無残な方法で食い殺されていた)
しかし、最後の一人(虐められていた妹を見捨てた教師)を惨殺する寸前、実の妹であった雛雪に止められる
既に守りたかった者であったはずの妹のことすら分からなくなっており、暴走していたが思いっきり殴られたことで正気に戻る
幽鬼となり果て多くの人間を惨殺した彼女は地獄行きの判定が下されるが、不知火の説得と雛雪の叫びで地獄行は「執行猶予」にとどまっている
しかし当然何の咎も無しというわけにはいかず、片目と片腕を奪われ背中からは最も大切に思っている妹が最も苦手とする生物「蜘蛛」の脚が生えることになる
それでも雛雪は姉のことを愛しており、姉妹は抱き合って涙を流したという(惨殺された人間にとっては納得いかないだろうが、幸い?なことに殺された人間は皆どう転んでも地獄に行くレベルの人間だったという)
その後は雛雪や不知火、クヌギとともに生活するようになり妹に娘が出来た時は大喜びした
裁縫が出来ない妹に変わり服などを仕立てることが多い(半面料理は壊滅的で何を作っても黒くなる)
背中に生えた蜘蛛の脚も使いこなせば普通に便利らしく気に入ってるとか(切れ味が抜群なため迂闊に触れないが・・・)
勿論幽鬼の姿になることもできるが、デカい、小回り効かない、不細工、あまり強くもない(暴走状態になるため力任せになる)ので変化することは無い
雛雪が二度目の死を迎えた際、自分の命を身代わりに蘇生しようとした(勿論不知火の止められた)
ガーネットローズに移動してからは妹とは離れて住んでいるが、良く妹の家に遊びに来ている
実は異世界の来たことで彼女の罰は効力を失っているため雛雪に頼めば元の姿に戻ることも可能だが、この姿は自分への罰としてそのままの姿でいる


 
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