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雛雪が異世界から土地ごと転移してきた国で淡月大陸奥地の巨木に入り口がある幻の国
その広さは現実のオーストラリアの半分と同じ程度(実は淡月大陸よりも少し大きい)
国土は強力な結界で異世界に隔離されており外からは見つけることも入ることもできない(国土の外側は無限に広がる荒野になっており何もない)
国民は一定年齢に達すると国外で活動する際に変化するもう一つの姿を神社で作ることができる(国外に出ると自動的にその姿になるうえ言葉も口の動きを含め自動で人の言葉に変換される)
国外に出ること自体は禁止されていないが、国外に出るためにはもう一つの姿を作ることが必須である他、厳しい試験をクリアする必要がある
また外に出ると幻月のことを一切話せなくなる呪いにかかる他、1年で強制的に幻月の記憶を抹消されてしまう(その際、狐姿にも二度と戻れなくなる)
外から極稀に人が迷い込むことがあるが、基本的に記憶を消されて外に送り返される(極稀に特例として国民として帰化するものもいるが、その場合も国民としての規則が適応されるため、元の姿で外の世界に戻ることは出来ない)
徹底的に秘匿されている理由は800年前に起きた痛ましい事件が原因
それ故に外の世界に対しては良い感情をあまり持っておらず外に行くことを希望するものはほとんどいない(外に出るのは雛雪や紅葉等、ごく一部の重要人物、外で見回りをする九尾のメンバー程度)
国民自体は穏やかではあるが、外からの来訪者に対しては非常に警戒心が強く、打ち解けるのは至難
国には首都という概念はなく国土の中央に存在する銀泉神社が国の中枢を司っている(いくつかの町が点在しており神社から派遣された人物が治めている)
非常に穏やかな気候でまるで古い時代の日本のような環境だが、個体数は非常に少ないものの生息している魔獣の強さはけた違いで国防組織である「九尾」もそれらに対抗するため非常に強力(国民すべてが何らかの武術を収めているため平和な見た目とは裏腹に世界一の武力を有している)
異世界から様々な技術を雛雪が持ち込んだため文明レベルも実は進んでおり見た目は江戸時代以前の日本だが文明レベルは2000年代日本を凌駕している(なんと電気、水道、ガス、ネットに準じた技術が存在しており天翼国にも匹敵する技術を持つ)
国民のほとんどは化け狐もしくは狐族と妖狐の混生のため狐耳と尻尾を生やした人で占められている(幻狐族と呼ばれており世界中で狐敬亜人が生活しているのは幻月のみ)
また狐族(所謂普通の狐だが国民の共通言語が狐語なため意思疎通ができる)も普通に生活しているため街中の至る所に狐がうろついている
他国とは違い紫白神を崇拝しており「幻月狐教」が主流
あらゆるところに紫白神の石像が建っているが件の神からは「あまり似ていない」と不評
四季に合わせて祭りや行事も多いが海が無いため海関係の文化は一切ない
国土は銀泉神社を中心に南北に分かれており北側は寒冷な地が広がっており寒冷地を好むスノーエルフや銀狐が住んでおり銀狐の姫が治めている
温泉が各地で湧いており温泉好きな国民が非常に多い
下着類があまり発達していない(狐族が多いのが原因か?)のが特徴であり和服文化であることもあり知らない人が幻月国民を見ると目のやり場に困るとか(国から外に出ると記憶を失うので問題ないが)
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